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笑って泣いて、笑って笑って/1

タイトル,回・サブタイトル
(Title/No.,Subtitle)
作者・掲載誌・単行本収録
Creator, Mag., Book
笑って泣いて、笑って笑って/1 安達ひとみ
LaLaDX2002年11月号

”ちぃ”こと千歳は、8歳の時に母親が死んで以来、父親と2人暮らし。その父親が突然「紹介したい人がいるんだけど」と薫(かおる)を連れてくる。「ちぃちゃんって呼ばないで」「お父さんはあげませんから」と敵対する千歳に、「ヤダ!! ちぃちゃんもお父さんも絶対GETしてみせますっ」と対抗する薫。千歳には一生忘れないお母さんとの思い出があった・・・。
親子関係をテーマにした作品は初めてじゃないでしょうか。でもやっぱり安達さんらしく、一つ一つの”気持ち”をていねいに描いています。ちぃちゃんのお母さんへの切ない思いがとても心に残りました。対する薫さんも年の割に言動が子供っぽい?人なんですが、ちゃんと真っ直ぐにちぃちゃんに向かって行きます。
タイトルの「笑って泣いて」の意味は、最後の方でわかります。