●トップ(Top) >
相変わらずマイペースな”先生”こと下籠谷の言葉に「これは恋?」と振り回される麻衣。そんな時、自分の本を破っている作家の桐生に出会う。自分の単行本執筆のため図書館の奥に籠もっている先生と波長が合っているようで、気になる麻衣なのだが…。「載らなくても頑張っている人達に比べたら、ページのある桐生さんは幸せなんです」「この膨大な書架の中から僕の小説がなくなっても、誰にも気付かれず、惜しまれもしないかもしれない」これはどちらも、林さん自身が言われたり、考えたことがある言葉なのだろうと思います。でも他人の辛さと自分の辛さは全く別物で、比べても意味はありません。そして底知れない深淵に沈むような辛い悩みでも本当は自分の大切な一部分で、結局はそこから出発するしかないのでしょう。でも「悩みも自分の大切な一部分」なんて簡単に思えないからこそ、それらの思いを作品として吐き出していくのかもしれませんが…。
○子ども向けクラス:月2回、小学4年~高校生初心者 ○大人向けクラス:月1回、高校生経験者~大人
プログラミング・電子工作などのクラブ活動