●トップ > Freshers Home > ★LaLa1月号★「おとぎばなしの筆」

荒野の中のオアシス、水の神が宿ると言われる神木を護る佐々良湧渓(ささら・ゆうけい)は、神木に描かれた契約の陣を書きなぞるのが役目。ある日、神木の中から突然水の神・烙緋(らくひ)が現れた。人と神ながら、2人は次第にお互いを理解していくのだが…
あきづきさんの新作ファンタジー読切。あきづきさんらしく人と人(神)との関わりやつながりをていねいに描いています。人と関わることは面倒だけれど、同時に心を温かくさせるもの。今まで無かった笑顔で笑えるもの。烙緋にとってそんな人と一緒にいることは、決して「契約」や「束縛」ではなかったのでしょう。

あきづき空太さん