●トップ > Freshers Home > ★別冊花とゆめ6月号★「記憶宝箱」

成績学年首位の鷹村啓(ひらく)は、ひょんなことから最下位の篠田遥香に古文の追試の勉強を教えることになってしまった。小説家の父親・雅紀から「記憶の箱」の話を聞いていた啓には、遥香の「記憶の箱」の使い方がもったいなく見えて仕方ないのだが…。
「記憶の箱」の話を読んで思ったのは、箱に詰める物を都合良く選別するって言うのは不自然かな、ということ。覚えようと思って覚えることもありますが、本当に大切な記憶は、そんな損得勘定なんてすっ飛ばして、深く刻まれてしまうものではないでしょうか。

みなみ佐智さん