●トップ > Freshers Home > ★LaLaDX1月号★「赤髪の白雪姫」(第12話)

ゼンの元に、領主・ブレッカ子爵と領民のキハル・トグリルがやってきた。キハルは自分たちが一緒に暮らしている鳥たちをブレッカが狩るのをやめさせたかったのだ。しかし領地内の問題に立場上ゼンは動けない。キハルから話を聞いた白雪は…
「位の高い人間は位のない人間を相手になんかしないのよ」。自分の意見を聞いてもらえないキハルのくやしさ。貴族が幅を利かせていた昔だけではなく、もしかしたら今の”格差社会”でも違う形で存在する問題かもしれません。が、人が決めたものは、人の力で変えていくことができるものです。白雪の提案が事態を動かしますが…結末は次号へ続きます。

あきづき空太さん