コミックホームズ
花とゆめ、LaLaなど白泉社系少女マンガの作品データベース
嘉哉から借りた曲がった傘を新年会帰りに無くしてしまい、あちこち探し回る海涼。その傘は嘉哉が乳から譲られた傘で、骨が一本曲がって棒に×印の傷がある。イヌノミにとっても大事な傘を探し回る内、嘉哉の姉の家の前で似た傘を持つ男性がいて…。
古い曲がった傘を通じて、昔浅川家から出て行った「チカシくん」こと父親の思い出が描かれています。傘は人の顔を、気持ちを、少しだけ隠してしまいます。あの時、あの人は傘の向こうでどんな顔をしていたんでしょう? そして傘で隠しきれなくなった想いはどこへ行くのでしょう…? |
岡崎呼人さん
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